このページではオンラインカジノを初めて遊ぶ初心者の方向けに、基本的な情報やはじめ方、気になる法律面の見解や税金に関する疑問点などをまとめています。
オンラインカジノに興味がある方はまずはしっかり紹介している記事を読み、安心してプレイできるように知識をつけましょう。

オンラインカジノで遊べるゲーム

ライブカジノとは、ライブ配信される映像を見ながら人間のディーラーと対戦できるカジノです。主にバカラ、ブラックジャック、ルーレットなどのゲームが配信されています。

チャットでディーラーとコミュニケーションをとることも可能です。数は少ないですが日本人ディーラーのテーブルも存在します。

テーブルゲーム

ディーラーがコンピューターのゲームで、バカラ、ブラックジャック、ルーレット、ポーカーなど様々なゲームが遊べます。

臨場感にはかけますが、ライブカジノとは異なり自分のペースで遊べるので初心者の方にはおすすめです。

スポーツベット

世界中の様々なスポーツの勝敗に賭けることが出来ます。日本のプロ野球やJリーグにも賭けられるオンラインカジノも多くあるので、スポーツが好きな方にはおすすめです。

スポーツベットを導入していないオンラインカジノも多いので、スポーツベットをしたい方は事前にサイトを見て確認しましょう。

その他

上記以外にもコンピューターならではの様々なゲームが存在します。最近では一見するとテレビゲームのようなゲームもあり、それらは「スキルゲーム」などと呼ばれています。スキルとは技術や能力といった意味で、プレイヤーの操作技術が影響してきます。

オンラインカジノは合法か

現在、日本のオンラインカジノ人口(一度でも遊んだことがある人)は約300万人と言われており、Twitterや掲示板などでも盛んに情報交換などが行われていますが、オンラインカジノでのプレー合法なのでしょうか? ご存じの通り、日本には賭博を禁ずる法律は存在します。ですが、その法律は日本国内の賭場(ギャンブルをする場所)で賭け事をしている想定での法律で、海外でサービスを提供しているオンラインカジノでのプレーは想定していません。 マカオやラスベガスへ遊びに行き、カジノで遊んでも日本の法律には抵触しません。では、海外で運営されているオンラインカジノに日本からアクセスして遊んだ場合はどうなるのか?その点については厳密に法律で決まってはいないのです。 そのような理由から、違法でも合法でもないいわゆるグレーゾーンと言われてきました。 当たり前ですが、日本国内でのオンラインカジノ運営は違法なので、日本国内で運営しているオンラインカジノは存在しません。仮に存在した場合、そのオンラインカジノは違法営業で、そこで遊ぶのも違法となります。

オンラインカジノの安全性

オンラインカジノの中には運営がいい加減だったり、悪質なイカサマ行為を行うところも存在します。そのようなオンラインカジノに当たらないようにするにはどうしたらよいのでしょうか?

運営ライセンスをチェック

オンラインカジノの運営者情報はサイトに掲載されているので調べれば分かりますが、一般の日本人が知っているような会社はほとんどないかと思います。

そこでまずチェックすべきなのは「ライセンス」です。オンラインカジノのライセンスとは政府または政府機関に準ずるライセンス発行機関がが発行するオンラインカジノの運営許可証のことです。

ライセンスを取得するには多額の資金と厳しい審査基準のクリアが必要です。ライセンスがあれば100%安全とは言い切れませんが、安全性を示す大きな要素であることは間違いありません。ライセンスが無いオンラインカジノでは絶対に遊ばないようにしましょう。

大抵のオンラインカジノはサイトのフッターに取得しているライセンスの認証マークやライセンス情報を表示していますのでチェックしてみましょう。

ライセンスを発行している政府は複数ありますが、多くは聞き馴染みのない小国です。これは、経済力の弱い小国が税収を得るためだと言われています。

キュラソーライセンスのスクショ

上の画像はベラジョンが取得しているキュラソーライセンスのスクリーンショットです。各オンラインカジノに表示されている認証マークをクリックするとこのような証明書が表示されます。

Malta(マルタ)

地中海の小国であるマルタ共和国が発行するライセンスは特に取得が難しく信用性が高いと言われています。抜き打ち検査などで不正の有無を常にチェックしています。

Curaçao egaming(キュラソーゲーミング)

キュラソーはカリブ海に浮かぶオランダ領の島です。ベラジョンなどの大手をはじめ、多くのオンラインカジノが取得しているライセンスです。キュラソーのライセンスは、近年になって信頼度が上がってきていると言われています。

Antillephone N.V.(アンチレフォン)

こちらもキュラソー政府の認可を受けている発行のライセンスです。キュラソーゲーミングと同様に多くのオンラインカジノで取得されています。

Gaming Curacao(ゲーミングキュラソー)

またまた、キュラソー政府の認可を受けている発行のライセンスです。1998年にまでさかのぼる歴史を持ち、オンラインゲーム業界に幅広いサービスを提供する大手プロバイダーです。

Kahnawake(カナワク)

カナワクはカナダのケベック州にある先住民の居留地です。有効期限が2年と短く、プレーヤーからの問い合わせ対応もしっかりしているとの評判です。

Gibraltar(ジブラルタル)

ジブラルタルはスペイン南海岸の半島にあるイギリスの領土です。ライセンスの中でも取得難易度や維持費が特に高く、一流オンラインカジノの証とも言われています。

UK Gambling Commission(ギャンブリングコミッション)

ギャンブリングコミッションはイギリスのギャンブル監視機関です。イギリスの国営宝くじの運営などもしています。審査が厳しく信頼性の高いライセンスと言われています。

第三者機関をチェック

第三者機関とは、オンラインカジノが公正に運営されているかを監査する機関のことです。

RNGと呼ばれる乱数発生プログラムなどゲームの内部システムで不正が無いかを審査しており、第三者機関の審査を受けているオンラインカジノはより安全性が高いと言えます。

第三者機関のチェックはオンラインカジノだけでなく、ゲームを配信するプロバイダー(配信会社)に対しても監査を行っています。

ライセンス同様、サイトに審査機関のロゴがあるかチェックしましょう。ただし、オンラインカジノ自体は監査を受けておらず、ゲームプロバイダのみが監査を受けているケースも良くあります。不明な場合はサポートに問い合わせてみましょう。

eCOGRA (イーコグラ)

ロンドンに拠点を置く監査機関です。RTP(還元率)、RNG(乱数発生プログラム)、セキュリティ管理システムなどの監査を行っています。

TST

カナダに拠点を置く団体で、RNG(乱数発生プログラム)の監査機関としては世界最大手と言われています。オンラインカジノだけでなくランドカジノの監査なども行っています。

GLI

アメリカで設立された世界最大規模の監査機関で、カジノマシン試験業務で80%以上の全世界シェアを持っています。

iTech Labs(アイテックラボ)

オーストラリアの監査機関です。オンラインポーカーの大手「パーティーポーカー」のRNGの審査などをしています。

オンラインカジノへの入出金

入出金の方法

オンラインカジノの口座への入出金は電子決済サービスを介して行われます。

オンラインカジノへの入金は、まず電子決済サービスにクレジットカードなどで入金し、そして電子決済サービスの口座からオンラインカジノの口座にお金を移すという形になります。出金も同様で、まずはオンラインカジノから電子決済サービスの口座にお金を移し、そこから自身の銀行口座に振り込みます。

クレジットカードで直接オンラインカジノに入金できる場合もありますが、対応しているオンラインカジノは少ないです。

なお、オンラインカジノごとに最低入出金額と最大入出金額が設定されています。入金ページで表示されることが多いですが、登録前に知りたい場合は、ヘルプページを見るかサポートに問い合わせなどをして確認しましょう。

電子マネーでの入出金のイメージ

オンラインカジノによって対応しているサービスが異なるので、自分が使いたいサービスに対応しているかを事前にチェックする必要があります。

クレジットカード

クレジットカードは非常に簡単に入金できますが、入金専用で出金はできません。出金先は別の電子決済サービスを用意する必要があります。

ecoPayz(エコペイズ)

ecoPayz(エコペイズ)とは、イギリスの電子決済サービスで、多くのオンラインカジノで決済手段として採用されています。

ecoPayzは手数料の高さがやや気になりますが、ほとんどのオンラインカジノで採用されているのでお勧めのサービスです。

iWallet(アイウォレット)

iWallet(アイウォレット)は、イギリス、香港、フィリピンに拠点を置く電子決済サービスです。資金をATMから直接引き出せるプリペイドカードがあるのが特徴です。

MuchBetter(マッチベター)

ロンドン発祥の電子決済サービスです。2018年に創立された比較的新しいサービスです。入金には、クレジットカード・仮想通貨・アストロペイカードが使えます。

Jeton(ジェットオン)

Jeton(ジェットオン)は、イギリスを拠点とする2019年から運用が開始された新しい電子決済サービスです。

STICPAY(スティックペイ)

STICPAY(スティックペイ)とは、2017年に開設され、世界で数百万人に利用されているオンライン送金サービスです。

Vega Wallet(ベガウォレット)※旧Venus Point

多くのオンラインカジノが対応していますが、他の電子決済サービスと異なりVega Wallet(ベガウォレット)へ直接入金することはできません。

ベガウォレットは複数のオンラインカジノの資金をまとめるのに便利です。

仮想通貨(Bitcoinなど)

最近ではBitcoinなどの仮想通貨での入出金が可能なオンラインカジノも増えています。仮想通貨の取引所を介して入出金を行います。

銀行振込

銀行振込には、国内送金と国際送金の2パターンがあります。

  • Local Bank Transfers (国内送金)
  • International Bank Transfers (海外送金)

海外送金は手数料が高くなるので、どちらに対応しているのを必ず確認しましょう。
なお、手数料はご利用の銀行によって異なります。

オンラインカジノの禁止事項

オンラインカジノでは、ギャンブルの公平性を保つために様々な禁止事項が存在します。

禁止事項に違反すると、ボーナスの勝利金の出金が出来なくなったり、ボーナスが失効する可能性があります。またアカウント凍結などの厳しい措置をとられる場合もありますので注意が必要です。

主な禁止事項は下記の通りですが、各オンラインカジノで異なる場合もあるので規約は忘れずに確認しましょう。

ボーナス・スタッキング(ボーナスの重ね使用)

複数のボーナスを同時に使用してベットすることです。

例えば、初回入金ボーナスが$20、二回目の入金ボーナスにも$20あっったとします。その際に、$30をベットすると、初回入金ボーナスから$20、二回目の入金ボーナスから$10を使用することになり、ボーナス・スタッキングとなります。

複数のボーナスを持っている時はかなり細かい資金管理が必要になりそうです。

2ティアベット(2重賭け)

これは、ルーレットの赤黒や奇数偶数など、2択の掛け方の両方同時にベットをする行為のことです。赤と黒両方に同額をベットすれば必ず(緑色の0と00の例外はあり)プラスマイナスが0になるので、その方法で出金条件を満たそうとするのは不正行為になります。

2ティアベットでなくても、これに類似する行為(損失が0または極端に少なくなるような複数のベット)は禁止となりますので注意しましょう。

既定の金額以上のベット

ボーナスの賭け条件をクリアする為のベットで既定の金額以上をベットすることを禁止している場合があります。

対象のゲームや既定の金額はオンラインカジノごとに異なるので事前に確認しましょう。

連続的スロットゲームのメカニズムを乱用するためのボーナス資金の使用

これはスロットのシステムのバグを利用したり、システムに不具合が起きるような行為をしてはならないという事のようです。やろうとしても出来ないでしょうし、普通にプレイしていれば意識する必要は無さそうです。

複数のアカウント戦略/プロキシアカウント戦略

1人で複数のアカウントを作成し、同一のボーナスを複数回受け取ることは禁止されています。複数アカウントを作成するだけでも違反行為とみなされ、アカウントの凍結などの措置を受ける可能性があるので絶対にやめましょう。